M-1グランプリ追記
もはや何のブログなのかわからない笑
ポケモンとお笑いって闇鍋感がすごいんですが、自己満足という一つの大鍋にぶち込んで、これからも書きたいことを書いていきます。
昨日は放送終了後すぐに感じたことをまとめておきたかったので大急ぎで書いたのですが、改めて一日たって、ネタを全て見直したのとツイッターでの反応などを見ながら追記していこうと思います。
①ツイッターで多く見かけたのですが、今年は3位レベルのコンビばかりで平均レベルが高くなっていたと。これはまさしくその通りだと思います。
670点もいれば500点台もいた過去のM-1に比べると、みんな640〜650点ぐらいの出来で、突き抜けたコンビはいなかった。
面白かったんだけどどこか物足りない消化不良のような感じ。というかこれはM-1が復活した2015以降の三大会全てに言えることです。
今回でいうとマヂカルはスベったような印象になりますが、それでも過去のポイズンとか、おぎやはぎとか、千鳥とか、ザ・パンチに比べたら全然マシだった。
それだけ全体的なレベルが上がっているのと、準決勝の審査がまともになっているというのは良いことです。
しかし、物足りなさは拭えない。
とろサーモンの優勝を否定するつもりはないですが、銀シャリにせよ、トレンディにせよ、過去のM-1優勝者に比べるとインパクトが弱い。
まあトレンディに関しては僕は優勝を認めてないんですけどね笑
あの大会は審査員の人選も合わせて過去最低の大会だったと思っているので。
タイマが最終決戦に残らなかったのはボブ・デービットソン並みの大誤審だった。
話を戻しますが、今回にしても僕が一番だった和牛の1本目も、過去の大会に放り込めばそれほどだったし。和牛は去年優勝すべきだった。そういう意味でも去年の銀シャリには納得していません。
まあ去年和牛がとってたとすれば今年は銀シャリの圧勝だったと思うのですが。
やっぱり2004年のアンタッチャブルだったり、2006年のチュートリアルだったり、2008年のノンスタイルのような圧倒的な爆発力がある優勝が見たかったですね。
②これもツイッターでよく見るのですが、とろサーモンが優勝したのは八百長とか、松本が最高得点つけたジャルジャルこそ真の優勝者だろとか。
もう見るなよって思いますよ笑
これは特にノンスタイルが優勝した時に多くて、キングコングかノンスタイルが優勝したら八百長とか騒いでる輩がいるんですけど、こういう奴らは独自の世界観というか、大衆向けというよりは玄人向けのシュールな笑いばかり持ち上げて、俺はお前らと違って高度な笑いがわかるんだよみたいな見下しをしてる連中なんですよね。
そしてそういう人間は99パーセント松本人志を神格化している。
ただ松っちゃんも最近は完全にマスに向けた笑いしか作ってないし、尖ってたころのシュールでブラックな笑いは、求めていたものとは少し違っていたって言ってますからね。
だいたい今回のが八百長って、とろサーモンを優勝させて誰が得するんだって話ですよ。笑
吉本に大きなメリットがあるとも思えないし、百歩譲って若手でこれからブレイクチャンスのあるミキを推すでしょう。
あれだけ真剣にあの舞台に立って、福徳のあんな姿を見てるのに、八百長とか言える連中こそ芸人さんを侮辱してますね。本当に。
ジャルジャルは確かに面白いネタを持ってきたとは思うけど、あれはM-1という舞台では評価されない、評価が別れるというのは、過去の優勝者を見ればはっきり分かる。
M-1で評価されるネタというのは、4分間のストーリーの中にボケを強弱つけつつ散りばめて、後半に大きく爆発するネタなんですよね。
今回のジャルジャルは、発想はジャルジャルらしさがあって良いとは思うけど、中身は単なる同じボケの応酬。見てて展開が無い。
同じボケの応酬という点では笑い飯の方がよっぽどレベルが高い。あの2人は乗ってくるとお互いがお互いのボケを越えようとどんどん盛り上がっていく熱量があった。
大吉さんがもうひとつ展開が欲しくて、ジャルジャルにはそれを期待してしまうってコメントがありましたが、まさしくそうですね。そういうイメージが定着してしまったのもM-1という舞台に限っては不利に働いてしまいます。
あとジャルジャルがシュールを盾に客から逃げてるっていうイジリがあるんですけど、僕はAマッソに警告としてそれを言っておきたい。
自分たちを妄信的に支持するファンにはあれが面白いのかもしれないけど、敗者復活戦のネタは酷すぎた。あれは三回戦レベルです。
僕はAマッソすごく好きなんですけど、だからこそ言っておきたい。今のやり方じゃ絶対売れないし、ファンは増えないですよ。
③ネタ順抽選と敗者復活戦の意義について
これも物議を醸してるようですが、僕は今回のネタ順抽選には賛成です。
芸人さんにとってはプレッシャーが半端無いのはあるけど、よりライブ感があってよかった。
あとこれは敗者復活の勢いを少し和らげる効果があると思っていて、個人的にそこが一番大きな効果だと感じました。
これは2007年にサンドウィッチマンが敗者復活戦から優勝して、それ以降の大会に言える事なんですが、明らかに敗者復活が有利というか、 敗者復活が台風の目になることが番組の盛り上がりの要素として利用されてると感じるんですよね。
サンドウィッチマンは勿論、ノンスタイルだって、オードリーだって、今回のスーマラだって、誰が見ても準決勝で落ちるコンビじゃ無い。去年の和牛もそうですね。
さらには2015年のトレンディのように、ネタ直前に敗者復活者を発表してそのままネタ披露とかいう明らかに勢いがつくやり方を足がかりにそのまま優勝してしまった事例もあるぐらいですから、あくまで敗者復活者というポジションに則って、決勝進出者と同じ条件か、あるいは不利な条件でやるべきです。
僕の理想は、敗者復活はネタ順1番で固定し、それ以降を抽選で決めるってやり方ですね。
今回でいうならマヂカルを落としてスーマラをストレートで上げていれば、敗者復活戦はマヂカル、天竺鼠、アインシュタインの三つ巴で面白くなっていたと思います。スーマラが敗者復活戦にいたせいで、天竺鼠もアインシュタインもウケていたのに夢も希望もない形になってしまったのは残念でした。
あとハライチが敗者復活2位っていうのは視聴者投票は多少人気投票の要素が絡んでくるので致し方無いのかなと。
単純に面白さだけで測れば下から数えた方が早かったでしょう。
④審査員について
昨日も書きましたが上沼さんはいらない。
審査委員長を松っちゃんにして、巨人師匠、くりぃむ有田、礼二、大吉、小朝師匠、ラサールとかで良いかなあ。
⑤世界一早いM-1グランプリ2018予想
今年の決勝、準々決勝、敗者復活戦を見て、期待値込みでの予想です。
今年同様9組決勝進出するとして、
和牛、ゆにばーす、スーマラ、かまいたち、アインシュタイン、見取り図、さらば青春の光、ネイビーズアフロ、アイロンヘッド。
ミキは顔出しと言える今年に取っておきたかった。亜生が伸びないと厳しいでしょうね。
和牛、スーマラ、かまいたちの三強争いが見たい。
あとネイビーズアフロは完全に贔屓目です。笑
若手で知名度ほぼ無いですが面白いので良ければYouTubeとか見てください。
そろそろポケモンの記事も書きます。