ロンブー淳とオードリー春日の大学受験について思うこと
こんにちは。
島巡りは終盤で、ウルトラワープライドをぐるぐるしてますが、今日は別のお話です。
今日と昨日はセンター試験で、ガチガチに緊張しながら受けた記憶が今でも鮮明に残ってるんですが、ちょうどそのタイミングで物申しておきたいことがありまして。
それはロンブー淳とオードリー春日が、大学受験に挑戦していることについてです。
淳はAbema TVで、春日は地上波の番組の企画でそれぞれ青学と東大を目指しており、センター試験も受験したとのこと。
淳はTwitterをやっていて受験のことをまめにツイートしていて、そこのリプを見れば賛否が分かれててまあまあカオスな感じなんですけど、これについてどうしても言っておきたい。
まず結論から述べますが、僕は大反対です。
というか、受験生ナメるな。
あまり詳しくは言えないですが、僕は受験生に関わる仕事を何年かしてまして、そこで多くの受験生を近くで見てきました。
彼らは一年間、人によっては高校に入学したその日から三年間、自分が目指す大学に向けて本気で勉強しています。
ここでいう本気というのは、大げさでなく受験勉強以外の全てを捨てています。
そりゃたまに息抜きするために友達とご飯を食べたりぐらいはあるでしょうが、少なくとも今の佳境の時期(年明けすぐから受験シーズンまで)は、丸一日を息抜きで潰すことはないです。目の色変えて一日中勉強に励みます。
それでも自信が持てなくて泣きながら相談に来たり、本気で合格したいからこそなりふり構わずアドバイスを貪欲に求める子達も多い。そういう子達には何としても力になってあげたいから、こっちも必死で勉強法なりメンタルの保ち方についてアドバイスしてあげるわけです。
その子達に比べたら、いくら本気で挑戦してるって芸人が語ったところで、軽い言葉にしか聞こえない。浅いです。
彼らを応援する言葉の殆どは、忙しい中でも勉強してることに尊敬する。
それが間違ってるんですよ。
受験は仕事の片手間に挑戦するものじゃないです。
他の全てを捨てて勉強に全神経を打ち込むものなんです。
大袈裟じゃないですよこれは。受験生の子達にとってはどの大学に入るかは今後の人生を大きく左右します。
人生かかってるんですよ。
百歩譲ってロザン宇治原みたいに元々学力があって、おそらく今でも受験ではないにせよクイズ番組対策とかで勉強してる人が、本気でやるんならまだわかります。
まあ本気で大学受験をしてきた人なら絶対こんな仕事断るでしょうけどね。
要はなめてるんですよ。ちょっとやればなんとかなると思ってる。
その上この人達は落ちたところでダメージが無いんですよね。元々芸人としての地位がある。仕事もある。元の場所に戻れば良いだけ。受かればステータスにもなる。ノーリスクハイリターンな訳ですね。ふざけんな。
本気で大学受験してきた子が落ちてしまった時の悔しさと無念さが滲み出た泣き顔見たことありますか?
もし落ちてしまったらもう一年、全てを受験のために使わなければならない。
予備校に通うならお金もかかる。普通の家庭にしては軽くない金額がかかります。
それか、自分の希望を諦めて別の大学に行く選択を強いられる。その時点で夢を諦めなければならない可能性もある。
色んなリスクを背負っているんですよ。
奇跡的に受かったとして、彼らはそこで何をしたいんですか?
自分たちよりふた周りほど年下の子達に混ざって一緒に勉強するんですか?卒業する気はあるんですか?学びたいビジョンは見えてるんですか?
ただ単にステータスにしたい、好感度を上げたい、番組に言われたから、受験生を勇気付けたいから。
全部クソ喰らえです。論外ですね。
少なくとも受験生と同じ土俵に立ってから物申してくださいね。受験生達はセンター試験前日に深夜ラジオに出たらしませんし、聴いたりもしません。
あなた達がスタジオ収録したり、営業に出てる間も全て勉強に当ててます。
一日10時間なんか普通ですよ。少ないぐらい。
この話題に関しては賛成派を100パーセント論破できる自信があります笑
ということで怒りたっぷりの記事でした。