【ポケモンUSMシーズン7使用構築】リザマンダ軸ビートダウン【最高/最終2017】
こんにちは。
シーズン7、実質USM シーズン1ですね。お疲れ様でした。
まずは前語りです。
以前の日記にも書いたように今期は復帰シーズンでありながら最高レートを更新することができました。
実はその時は1920ぐらいで、そこまではずっと同じ構築を使用しておりました。
しかしそこから全く勝てなくなり、最終日は1750ぐらいまで落ちた状態でした。
なので最終日は試したいポケモンを使おうと思いパーティを変更。
なんとこれが最終日の環境に綺麗に刺さり、1750から37-22で2017までレートが上がりました!!(あと1高ければ)
レートインフレのシーズンではありますが2000を超えられたのは正直驚いていますし、めちゃくちゃ嬉しいです。
これで憧れの構築記事を書く資格を得られた!ってことで気合を入れて書いていきます。
※前述の都合上、レート2000を超えた時のパーティを詳細に書きます。それまで長い事使っていた2匹も今期は非常に頑張ってくれたため、最後にサラッと紹介します。
初めての構築記事のためわかりづらい点も多々あると思いますが、温かい気持ちで見ていただけると幸いです。
以下常体となります。
●構築経緯
久しぶりのレート復帰ということで、とりあえず使い慣れたマンマンレヒレ軸でスタート。しかしアーゴヨンに殴られてるだけで崩壊したため解散。
そこで受け志向のサイクルよりも、攻め志向で相手にやりたいことを押し付ける方が強く、使って楽しいのではと考えた。
相棒枠で、舞った時の抜き性能の高さがコンセプトにもマッチするメガボーマンダからスタート。裏メガ枠として、マンダが苦手とする鋼絡みのサイクルに対する制圧力がウリのメガリザードンy、両メガと相性が良く電気の一貫を切れるカバルドンを採用。
ここまでで重い耐久水、ゲッコガッサをフィールド効果と高速高火力でまとめてカバー出来る拘り眼鏡カプ・コケコまではすんなり決まった。
残りの枠だが、構築記事を読み漁ったところテテフリザの並びがかなり良さそうだったのでカプ・テテフを、最後の一枠はストッパー枠として、汎用性が高く腐りづらいミミッキュを採用した。 (ここまでが序盤構築)
↓
この構築も使いやすくシーズン序盤は刺さりが良かったが、コケコテテフミミッキュの妖三枠が共通して苦手とする鋼枠の増加(特にヒードラン、ナットレイ、ドリュウズ)、特にトップメタのミミッキュに対する対策が厚いパーティが増えたため、ミミッキュが腐ることが増えた。
そこでミミッキュとカプ・テテフを外してスカーフゲッコウガ、剣舞ガルドを採用。課題であった
・受けルや低速サイクルへの崩し
・高速アタッカーや積み展開へのストッパー
・サイクルを潤滑に回すための対面操作、クッション要員
これらの役割を担うことを期待しての採用だったが、予想以上にパーティの完成度
を高めてくれた。
改良前に比べ、「高火力でとにかく殴る」というコンセプトにさらに近づいたのも嬉しいところ。
●個別紹介
威嚇→スカイスキン
実数値
メガ前:197-179-101-×-107-143
メガ後:197-190-151-×-117-163
努力値: 212-60-4-×-52-180
・A-恩返しでH4振りミミッキュ乱数1発(93%)
・HB-威嚇込みで殆どの不一致岩封を身代わりが耐える(ガッサは壊れる)
・HD-C211メガリザードンYのめざ氷確定耐え
・S-最速ミミッキュ抜き
恩返し/地震/竜の舞/身代わり
ずっと使い続けている一番好きなメガ枠。
威嚇込みで起点にできるランドやグライオンの前で身代わりから展開するのが理想のムーブ。
ドランやグロス意識で羽休めを切って地震を採用したが、これが意外と読まれず身代わりを張ると地震が警戒されないことが多かった。
威嚇を入れればグロスの冷パン+バレパンをほぼ耐えるが、一舞地震では落とせないので取り巻きで削っておくことが大事。最終日はマンダが異常に刺さった。
アーゴヨンとゲッコウガが蔓延する逆風の中よく頑張ってくれたと思う。
猛火→日照り
実数値 メガ前:181-93-103-155-106-139
メガ後:181-111-103-211-136-139
努力値 220-0-40-100-4-148
(王冠未使用個体 A、B個体値30)
・メガ進化前B<Dダウンロード対策
・HB-特化ミミッキュの霊Z+影うち最低乱数切り耐え、A197メガボーマンダの捨て身タックル乱数一発(12.5%)
・C-めざ氷で無振りガブリアスを確定一発
・S-準速Wロトム抜き、ニトチャ1積みで最速135族抜き
ニトロチャージ/オーバーヒート/ソーラービーム/めざめるパワー氷
メガボーマンダ軸を組むにあたって炎枠は必須だと思い、物理特殊の役割分担なども考えてメガリザyを採用。
コンセプトに合うように、積んで上から相手を叩くニトチャ型。炎技は大文字の命中が信用出来なかったのでオバヒを採用。連発しづらいことが難点ではあるがC↓↓でも鋼ポケモンは殆ど飛ばせた。
火力オバケは伊達じゃなかったがステロに弱すぎるのが玉に瑕。
砂起こし
実数値:215-133-187-×-92-67
努力値:252-4-252-×-0-0
HBぶっぱ余りA
地震/氷の牙/欠伸/怠ける
電気の一貫を切りつつ物理を受ける枠。ランドロスやボーマンダに隙を見せない氷の牙を持たせた。
構築単位で重いグロスをゴツメでゴリゴリ削って裏の圏内に入れるのが主な仕事。
無難に強かったが、対策されまくっていて至る所から挑発やら毒が飛んできた。
時には怯みや氷に苦しみながらも、憎きグロスを体を張って削るナイスガイ(♀)
カプ・コケコ@拘り眼鏡 臆病
エレキメイカー
実数値:145-×-106-147-95-200
努力値:0-0-4-252-0-252
CSぶっぱ余りB
電気枠兼催眠対策。眼鏡型は初めて使ったが病みつきになる火力だった。安易なポリ2やクレセの後出しは許さない。ゲッコウガを上から叩けるのが魅力。
しかし拘っているため相手に電気技を透かされた後のケアが難しかった。
ガッサやゲッコウガがいる場合は殆ど初手に投げる。初手のランドやテテフ対面で、特性の発動順からスカーフを判別出来るのが良き。
めざ氷ではなくシャイン採用だが眼鏡もちということもありそこそこ火力が出る(めざ氷個体がないだけなのは内緒)。
ゲッコウガ@拘りスカーフ 無邪気
変幻自在
実数値:147-147-87-124-76-191
努力値:0-252-0-4-0-252
ASぶっぱ余りC
ダストシュート/蜻蛉返り/岩雪崩/冷凍ビーム
重かった初手のゲッコウガ、カプ・テテフ、カプ・コケコを上からまとめて叩ける。襷かZを警戒されることが多く、相手の不意を突いて初手で数的有利を取れることが多かった。高レートになるほど刺さっていた印象。
ミミッキュ対面で皮を剥がしつつ後続に繋げられるのが強い。
ダストを外してしまうとその後のケアが効かなくなるのが弱いところ。今回は殆ど外さなかった自覚のある個体。
あと今回は時間がなくBOXにいた個体を使用しただけだが、絶対にやんちゃ推奨。火力が足りなさすぎる。
Aに補正をかけると蜻蛉で無振りゲッコウガを飛ばせる。
ギルガルド@鋼Z 意地っ張り
バトルスイッチ
実数値:159-222-71-×-72-87(ブレードフォルム)
努力値:188-252-4-×-12-52
・H-16n-1
・A-ぶっぱ
・B<Dダウンロード対策
・S-余り、4振り65族抜き
アイアンヘッド/影打ち/聖なる剣/剣の舞
毒持ちや、特殊霊Zが警戒されがちなのを逆手に取った物理型鋼Z。
剣舞積んだ時の火力は凄まじく、数値で受けにきたポケモンを無理やり破壊できる。
今まで勝てなかった受けルを1匹で崩壊させた時は爽快だった。
技構成は改善の余地あり。特にシャドクロ、キンシが欲しい場面はあった。
ただ自分はキンシ絡みの択が苦手なので、無い方が割り切って動けると思いきっている。
努力値振りに関しても、受けループを強く意識するならエアームド抜きぐらいまで振るのも一考。
ここからは最終日のみパーティから外した2匹。
ポテンシャルは高かったので簡単に。
カプ・テテフ@気合の襷 控えめ
サイコフィールド
CSぶっぱ
可愛い←
・先制技無効という特性との相性の良さ
・拘り型がメジャーで、相手が誤認した場合アドが稼げる
・そこそこのSと高い火力を持つ
これらの理由から、襷を持たせて対面性能と初手性能を併せ持った枠として採用した。
控えめだと火力は十分であるが、ミミッキュに対して皮を剥ぐしか出来なかったり、メタグロスに何も出来ないことから環境に合ってないと感じて外した。
また、かなり認知が進んだのか初手に投げると型バレして、カバルドンやポリクチのポリ2がいきなり殴ってくることが増えたのも理由の一つ。
化けの皮
HAB調整
じゃれつく/影打ち/剣の舞/呪い
第7世代の象徴。AB型にしてストッパー 性能を高めたが、とにかくメタにメタられていた上に、役割対象のメガギャラドスがアイアンヘッドなる技を搭載し始め、打たれるたびにヘイトが溜まったので思い切って外した。
怯みと素催眠は許すな。
●選出とプレイング
初手要員(コケコ、ゲッコ)+クッション(カバ、ガルド)+メガ枠が基本選出。
組み合わせは相手のパーティに合わせて柔軟に選出するが、マンダ+ガルド、リザ+カバのセットが多かった。
初手要員は2匹とも拘り持ちだが、その性質の違いから技の選択思考が大きく変わる。具体的には
・コケコ→電気技無効のポケモンの後出しを許しやすく、安易に電気技で拘ると無効化されて遅れをとる。故に裏も考えた慎重な選択が必要
・ゲッコウガ→奇襲性能が高いため相手の隙をつける。故に有利対面においては目の前の相手に刺さる技を積極的に選ぶ。
拘り持ちは相手に隙を見せやすいので、なるべく隙を見せないように立ち回る。
コケコゲッコを上から叩いてくるポケモンは殆どいないため、この2匹で先に数的優位を取ることを強く意識した。
●重たい相手
ポリゴンZ→積まれたら負け。最終日当たった試合全て3タテされた、、、
スイクン→コケコ選出してない場合かなり厳しい。舞ったマンダの全抜きをこご風で阻止される。
激流身代わりゲッコウガ→上手く身代わりを張られると好き放題荒らされる。
カプ・ブルル→単体だとどうにでもなるがドランやドヒドイデなどと組んで回されると崩しづらい。特にバンギと組まれるとかなりキツイ。
ピロピロゲンガー→コケコの同速勝負50%、リザマンダ対面で素催眠60%に負けたら負け。運ゲ。
アーゴヨン→マンダ軸の新たな天敵。一応ブーストされてもゲッコウガは上を取れるが、冷ビで確定は取れない。ガルドの影打ちなどで無理やり圏内に入れるか、先にリザマンダを展開する。
マンムー→ゲロ重い。初手でほぼ出てくるためゲッコウガを合わせて蜻蛉からリザにつないでニトチャが理想だが、氷柱や礫が地味に痛い。岩封持ちはほぼ負け。
あとがき(以下敬体)
まさか自分がここまで来れるとは想像もしていませんでした。
インフレシーズンであったこと、1900帯でも極端なレート差マッチを引かなかったこと、最終日は特に技外しが少なかったことなど、運に味方された部分も多かったように感じます。
2000目前で何度も足踏みしましたが、最後は雨パ相手に芸術的←な交換読みを決めて勝てたので思わず叫んでしまいました、、、笑
最終日は連敗することがなく、気持ちを切らさずに戦い抜けたのは自分を褒めたいです。2000超えたのが深夜1時過ぎだったのでそれ以上潜らずにシーズンを締めました。2000台をキープし続ける自信もなかったためちょうど良かったと思います。
余談になりますが、今期は有名実況者の方々(記憶してる限り3人、2勝1敗でした)や、ポケモン界隈で有名な方々とも戦うことができ、改めてポケモンが楽しく、強者の方々と戦う緊張感や高揚感も楽しめたので来期もモチベーション高く頑張りたいと思います。
最高/最終レート2017 最終331位
TN:でん
大変長くなってしまった上に拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただいてありがとうございました!
来シーズンお会いしましょう^ ^
追記:ツイッター始めました。
@denden_poke