【INC February使用構築】疾風怒濤ルナオーガ【最高/最終17××】
久しぶりの構築記事になります。
今回はムーンシリーズのWCSレートおよびINC Februaryにおいて使用した構築について書きました。
予選抜けは到底無理なラインで終わりましたが、1つの目標であったレート1700超えを
達成したため、記念に残します。
以下常体です。
【使用構築】
【構築経緯】
サンシリーズからの大きな変更点としてZ技の解禁があるが、メガ無しでは大きく環境は変わらないと考えた。
サンシリーズから続くこのルールにおける構築のアーキタイプとして、以下のような形がある。
・伝説枠(、、のうち最低1匹はいないとパワーが出ない)
・S操作枠
・威嚇枠(≒)
・草枠(対策)
・自由枠
これらを満たしつつ、伝説枠で挙げた3匹に隙を見せないようなPTならばある程度は勝てると踏んだ。
これを元に、このルールで最も強く扱いやすいを軸とした。
Zはほぼ100%選出する伝説枠に持たせることで腐らないと考え、との相性が良く、追い風を使えてZ技の性能が高いを採用した。
一般枠として外す理由のない、相手の、に強めなアタッカーとしてを採用し、この4匹は固定した。
残りの2匹は試行錯誤したが、重めな対策、相手にペースを握らせない駒として挑発持ちの、全体的に通りの良い水、電気、妖に対して広く誤魔化しが効くを採用した。
構築名の由来は追い風から展開して相手を上から制圧するため。
【コンセプト】
・追い風から、を通す
・相手の展開を読み、上手く阻害する
サンルールに引き続いて間違いなく最強のポケモン。高い体力で上から潮吹きを打てるように周りで盤面を整える。
Zはルナアーラに渡しており、技ロックが窮屈だったため神秘の雫を持たせた。
カイオーガの持ち物は大半が拘り系であり、守るは警戒されづらいため刺さることが多かった。
根源の波動を打つくらいなら潮吹きで事足りるため、ミラー意識で雷採用。
カイオーガと相性の良い伝説枠。かつ追い風枠として
・特性ファントムガードによる行動保証
・通りが良く圧力のあるZ技を打てる
・猫騙し無効
この3点が非常に優秀だと感じた。伝説枠と追い風枠を同時に担えるためPTの枠を圧縮できる。サポート性能とアタッカー性能を高いレベルで両立できるのが本当に強い。
カイオーガ、グラードン対面で安定択となるので優先度は守る<ワイドガード。特にカイオーガに対して痛烈に刺さる場面が多かった。
一応テテフとの相性も考えサブウェポンにサイコショックを採用しているが、イベルタルが非常に重いのと、モロバレルはウタン持ちが大半だったのでここは検討枠。
ムーンフォースか守るでも良いと思う。
現環境のスタンパにおいては採用しないことに理由付けが必要なポケモン。
カイオーガが苦手とする草に圧力をかけ、ルナアーラが苦手とする悪に対して威嚇を入れ牽制できるため相性補完も良い。
メインウェポンのフレアドライブ、猫騙し、盤面を有利に操作する蜻蛉返りまでを確定とし、ラストは試行錯誤したが、ゼルネアスに一発入れることで対面からの処理ルートを増やせたり、ルナアーラのファントムガードを剥がしつつ火力を下げられるバークアウトを採用した。
意地っ張りで採用したが、慎重にすると特化ゼルネアスのC↑↑ムーンフォースを確定耐えするため慎重推奨。
ここは自由枠であるが、フィールドを好き放題取らせるのが弱いと感じたこと、構築のパワーを上げるためカプ系統は1匹は欲しいと思い、最もPTにフィットすると考え採用。先制技を封じることで、こちらの追い風がより活きるサイコフィールドが偉かった。自身も追い風化で強いアタッカーになれる。
ここまでトリックルームに薄すぎたため挑発。襷による行動保証があるため守るを切ってサイドチェンジを採用していたが、立ち回りをより柔軟にするため最終的には守るにした。
143(68)-201( )-151( )-×( )-83(252)-168(168)
リーフブレード/はたきおとす/スマートホーン/せいなるつるぎ
攻撃性能だけで言えば伝説枠に匹敵する。トップメタの伝説枠に対して弱点を付ける上に速く、追い風化でBBが発動すれば止まらない。とにかく相手のガオガエンを呼び寄せるため、迅速に処理できるかがこのポケモンを通す上で非常に重要。
本来は襷を持たせて見切りを採用したかったが、テテフにとられているためDに厚く振ってチョッキを持たせて行動保証を確保した。これが非常に強く、カイオーガやジオコン後のゼルネアスにも打ち合うことが出来、伝説枠を差し置いて抜きエースになることが多々あった。間違いなく本構築のMVP。
悪戯心+追い風+挑発持ち。放置すると上からやりたい放題される。追い風は打たれても後から打てば切り返せるので、この2匹はとにかく迅速に処理する。
・特殊チョッキ
対面で誰も勝てない。テテフオーガで削り倒すしかない。非常に辛いポケモン。
・トリックルーム展開
明らかにトリパに見える場合はテテフの挑発が刺さる場面が多いが、追い風に対して切り返しで打たれると非常に辛い。
・ゴーストZ
メガがいないにも関わらず非常に辛かった。初速でこちらのポケモン全ての上を取りつつ、Zでルナアーラをワンパンしてくる。挑発持ちも多いので択になりがち。
INCでは一回も見かけなかったが、レートで一定数いた。
【感想】
以下敬体です。
INCは初日11-4、2日目9-6、3日目11-4でトータル31-14でした。
(最終レートは結果が出次第追記します)
↑一応17超えたときに撮っておいた写真。最終はたぶんこれよりちょい上くらいです。
(レベル汚ねえ)
3日間通して初手降参には当たりませんでしたが、伝説なしとはそこそこ当たったため勝率は参考記録だと思います。
個人的にはある程度満足はしてますが、イベルタル入りに対しての勝率が著しく悪かったこと、ゼルネアスに対しての立ち回りが甘すぎたことなどは反省点です。
PTの錬度も低く、プレイングも未熟ながら1700台に乗せられたので、もっと真剣に、時間をかけて取り組んでおけば上のレベルでも勝負できたかもしれないと少し後悔しています。